目次 活動目的ともとは とものわ活動内容参加方法経緯事務局

この社会を見つめ、その歪みに気づき、その構造を解体する行動を起こす人間への変革の機会を提供する。

ともは、上記目的を共有する人びとが作るネットワーク型組織です。

上記目的に賛同する人全員が平等な権利をもって参加し、構成するつながりを<とものわ>と呼び、全員が参加するメーリングリストがあります。
よりよき社会へ、ともに学び、ともに悩み、ともに気づき、ともに泣き、ともに創り、ともに笑う。そういう風に自分の命を使いたい、そう願い、何をすればよいのか、何をしてはいけないのかを考え、行動を起こすとものわに加わりませんか。


全員が参加するとものわメーリングリストで対話する。



ともの目的に沿った企画を立ち上げ、実施する。また、立ち上がっている企画に参加する。企画が持ち上がると、必要に応じてその企画専用のメーリングリストを立ち上げる。企画に対する責任は、その企画に参加している者のみが有する。


活動目的を達成するための資料・アイディアを蓄積、維持、改善する。そのために、tomonowa.netを活用する。


とものわに参加ご希望の方はとものわコーナーをご覧ください。


ネパールつながりな友4人が、とある日のSkype座談会にて・・・


いまさと 俺は「日本人」・・・、特に俺のような超マジョリティ・・・。ボーっとしてるだけで大学卒業までの道が用意されていて、これと言った苦労や差別とは無縁で・・・。
でも色々経験積む中、自分が「搾取する側」であったりすることに気が付かされ・・・、別に自分がこの構造やシステムを作ったりしたわけじゃないのに、いつのまにかに加害者意識に苦しまなくてはならない多くの「日本人」・・・。
そんな人たちと一緒に悩んだり考察したり体験したり気づけたりする機会の提供ができたらと思う。


みっちゃん I think so, tooですね・・・・
ここではマジョリティな人間ですが、逆にこういうことを考えてる私や私たちってマイノリティだったり、されたりしません・・・・・?!


なかじぃ みっちゃんが英語をしゃべった!(笑)
日本でマイノリティな在日コリアン辛淑玉さんが、「いま生きている私たちは、過去のさまざまなことに関して被害者でもなければ加害者でもない。だけど、あなたも私も同じ責任がある。それは、いまその被害者を放置していること」
(注1)と。


いまさと 確かニーチェの発想やったかと思うけど、「加害感」を背負い続けるのはストレスだから、人間はそこで自己防衛策としてそれを打ち消す行動に出ると。それが現代、多くの場合、いわゆる「ボランティア」とか形になるのかと。それはそれで必要でOK。
でも、「実際の加害をなくしていく」ってのにもうちと目を向ける必要があるかと。
それも「被害者のため」とかではなく、「我々加害者のために!」って立場をとることにより、我々自身が当事者になれるのかと。


なかじぃ 今現在の日本社会が、つまりは今生きている私たちが、世界の多くの場所で加害行為を続け、被害者を生み出し続けている「構造」を学び、自分が加害者であることを知り、その構造の解体の必要性に気づき、そして、解体に挑戦していくということでしょうか。
この難しさを表現しているのが、文豪L.トルストイの言葉。
「私は人の背中に腰を下ろし、彼を息苦しくさせ、私を運ばせながら、それでも自分と他の人々に、私は彼に非常に申し訳ないと思っており、いかなる手段を使っても、彼の境涯を楽にさせたいと願っていると確言する。
彼の背中から下りる以外は。」


いまさと トルストイ・・・メチャおもろいですね。
「いやいや、おりんかいっ!」ってツッこんであげたい。


こ~じ~ 身近な問題を取り上げると、興味を持ってもらえる??
例えば、いきなり、途上国と呼ばれているところの問題であったり、加害や被害を話すのではなく、日本の現状、問題、自分(の生活)に身近なものを取り上げる。そこからつながりを考える。


みっちゃん つながり、かぁ。
現代社会って、大半の人が「私」を満たすことに必死になっている・・・。私も含めてだけど。こんな社会の中で、他者と私のつながりに気づき、あなたがいるからわたしがいれることを認識する・・・。そのための機会をつくる・・・・。あと、マジョリティな自分とマイノリティな自分を他者とつなぐ機会、気づきの機会もつくれたらなぁ~


こ~じ~ 私たちには、スタディツアーつながりのたくさんの友が。
その中には、様々な気づきを得て、考えさせられたことがある、でも、そこからどうすればよいか分からない、何かしたくても、色々な理由からなかなか行動に移せない、そんな人たちがいるのでは・・・
そんな人たちへの何かしらの機会の提供。また、そのような人と、スタツア未経験者、経験後に行動へ移した人との交流。
そんなことができるといいかも!?


いまさと じゃ、今すぐ始めよっか。名前を決めよう。

みっちゃん はやっ!

友4人 あ~だこ~だ・・・

こ~じ~ 決まり! とも!





注釈 1:高橋哲哉、姜尚中、辛淑玉、他著『ちょっとヤバイんじゃないナショナリズム』 解放出版社

みっちゃん、こ~じ~、なかじぃは、とも事務局ボランティアスタッフとして、とものウェブサイト、メーリングリスト、ドメインの維持管理及びその経費について責任を負う。とものわのメンバーと同じともの一員であって、とものわの上位に位置するものではない。