とんど焼きスタディツアー (2010年1月10・11日)
奈良県吉野の近く大豆生(まめお)は限界集落*の一つですが、近年、保存会が結成され、活動を開始。人が集まる取り組みが幾つか行われています。 ともでは、その大豆生村にて、とんど焼きスタディツアーを実施しました。とんど焼きとは、小正月の一月十五日に村々で行う火祭りで、旧年のお札や正月飾り、注連縄等をお焚きあげする民間伝統行事です。 今回は、10名以上の外部参加者(=私たち)が訪れました。 お酒、お餅、お肉(牛、豚、鴨、猪、鹿)など、ぜんざい、たっくさんの手作り料理をいただきました。 そして、代表四人でネパリダンスを披露。 ネパールダンスを踊ったり、なぜか椅子取りゲームが始まったり・・・ どどんと登場、鹿の背ロース。生のまま、わさび醤油でいただきました
古い民家を見学し、裏山へ登り、木々について学んだ後、温泉につかり、鍋料理を食べ、今回のスタツアの受け入れをしてくださった方と、半日の振り返り。歴史(天領だったこと、平安時代から村があったこと)や最近の動き(退職後移り住んで仕事を始めた人がいたり、付近の村の有機野菜を町へ売る青年が現れたことなど)なども紹介された。 夜は、さまざまなアイスブレーキングで盛り上がりました。パートナーシップ作り(上の写真)、セブンイレブン、カマル・フヤルさんはトリックを用いた名前当て。 11日は、林業体験。森を世話するために木を切るのは知っていたが、より詳しく意味を学ぶ。そして、チェーンソーや縄を使って、実際に間伐を行った。慣れてきたので、最後はお土産として、吉野檜でコースターを作る。なんと贅沢! 午後は脱穀。電気を使わず、昔ながらの方法で。足の力が結構いる。 最後に再び、感謝のネパリダンスを披露。 場所に合わせてさまざまな伐採方法がある (左)足で回転させる。意外によく取れる。 (右)合宿までして練習したネパリダンス この1泊2日のスタディツアーの模様は、ふるさと便りまめおに紹介されました。 *限界集落 ・・・ 過疎化などで人口の50%が65歳以上の高齢者になり、冠婚葬祭など社会的共同生活の維持が困難になった集落のこと(Wikipedia)。国土交通省の見通しでは、10年後に消滅する可能性のある集落が全国で2600ヶ所。 |